トラウマの「リピート再生」との付き合い方

過去のつらい記憶を何度も思い出してしんどい!そんな時の対応を紹介します。

1 人に話してみる

信頼できる人に、自分のトラウマについて話すと、トラウマの繰り返し再生が少なくなります。

2 過去の出来事であると脳が認識する

トラウマになった事を、相手に伝え、受け入れてもらうことで、
「過去」と「今」が入り混じっている状態から、「今」に置くことができるからです。
「今の自分」がトラウマを過去のものだと確認して、「今の自分は大丈夫、安全。」と思えるようになります。

3 笑顔で帰っていく子ども達

 幼い頃に虐待を受けた子ども達が、ふとしたことがきっかけで、過去を思い出し集団に入れないような状態で、「死にたい」と相談してくることが何度がありました。

そんな時には
・話をとにかく聞いてあげること。
・子どもが「〜だった」と言えば「〜だったんだね」と繰り返して受け止めること。
 

そうすると、だんだんと落ち着いていき、
最後に「昔と違って、今のあなたはもう大丈夫だね」と言うとパアッと笑顔になり、
「うん!」と言いながら走って、集団の中に帰っていきました。

4 まとめ

「表現すること」+「誰かに受け止めてもらうこと」
で過去にしばられず、今を生きれるようになります。
言葉で人に伝える他にも、文章にしてみたり、絵に描いてみたりするのも効果があるのでぜひ試してみてください!

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